ラジオを聞いている人は約55%!ラジオの受信方法や聴取頻度など【ラジオの利用に関する調査】
ラジオニュース
2021年6月9日 17:00
ラジオの利用に関するアンケート調査結果
インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社マイボイスコム株式会社が、今回で5回目となる『ラジオの利用』に関するインターネット調査を2021年5月1日~5日に実施しました。その調査結果をまとめたデータとなります。
■ラジオを聴いている人
ラジオを聞いている人は約55%で、男性や高年代層で高い傾向があります。「ラジオ番組を現在は聞いていない」「ラジオは聞いたことがない」人は約45%となります。10~30代では「ラジオは聞いたことがない」が3割前後みられます。
■ラジオ番組の受信方法
地上波ラジオ局の放送を、「ラジオチューナーで受信」する人が40.2%、「インターネット経由で受信」する人が21.8%となっています。
(参照:マイボイスコム プレスリリース)
■地上波ラジオ放送の受信機器
地上波ラジオ放送の受信機器は、「カーステレオ、カーナビ」が地上波ラジオ放送聴取者の39.9%、「スマートフォン」「ラジカセ、CDラジオ」が各2割強、「パソコン」が18.8%です。(複数回答可)「スマートフォン」は過去調査と比べて増加傾向、10~30代では1位となっています。
(参照:マイボイスコム プレスリリース)
■今後のラジオ番組受信方法の意向
今後、ラジオ番組をどのような方法で受信して聞きたいかを聞いたところ、「地上波ラジオ局の放送を、ラジオチューナーで受信」が41.9%で2018年よりやや減少、「地上波ラジオ局の放送を、インターネット経由で受信」は25.1%で、男性10・20代での比率が高くなっています。一方、「ラジオは聞きたいと思わない」は27.4%で、10~30代に限っては各40%台となりました。
(参照:マイボイスコム プレスリリース)
■地上波ラジオ放送の聴取状況
地上波ラジオ放送を聞く人に複数回答可能という条件のもとで、リアルタイムで聞くかを聞いたところ、「番組放送時間に、リアルタイムで聞く」が88.9%でした。「タイムフリー・聞き逃し機能などで放送後に聞く」が20.2%となり、これは2018年の調査と比べて増加がみられます。
■地上波ラジオ放送を聞く頻度
地上波ラジオ放送を聞く頻度は、「ほとんど毎日」が地上波ラジオ放送聴取者の28.2%で、週4~5回以上聞く人は約46%となっています。
■地上波ラジオ放送の聴取頻度の変化
直近1年間に地上波ラジオ放送を聞く頻度が増えた人は9.4%です。10・20代や主にインターネット経由で受信する層で高い傾向がみられるようです。
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2021年05月01日~05月05日
【回答者数】10,027名
【設問数】7~9問(自由回答の設問が1問含まれます)
【調査機関】マイボイスコム株式会社
【参照資料】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001045.000007815.html